笹の葉に開いた謎のパンチ穴・・・                   -クマイザサ(九枚笹)-

上高地の散歩道のあちらこちらに

笹の葉が群生しているのを見かけます

その笹の葉の真ん中に横一列の穴が開いていました

なんでだろう・・・?

クマイザサ (4)
(上高地の散歩道沿いに群生する笹  Oct 17)

クマイザサ (2)
(手前の葉をよく見ると 横一列に穴が並んでいます)


クマイザサ(九枚笹)
 イネ科 ササ属

別名 信濃笹(シナノザサ)



葉の周りが白っぽく隈取りされた クマザサ(隈笹)

の名前はよく聞くけれど クマイザサは初耳・・・


クマイザサは葉の数が9枚つくことから名付けられた

そうですが 実際の葉の数は3~9枚で必ずしも9枚

ではないんですって・・・


さて いろいろな穴の形がありますが

この一列の穴の正体は何でしょう…?

クマイザサ (3)
(横一列の穴は段々と大きさが小さくなっているよ)

クマイザサ (7)
(こんなに大きな穴のクマイザサの葉も見つかりました)

クマイザサ (8)
(こちらは穴は空いていませんが痕跡があります)


実は クマイザサの葉が まだ若葉で 

クルリと巻いているときに セセリチョウ(蝶の一種)

などの幼虫が ガブリと若葉をかじった 

その跡形
なんですよ!

ちょうど 紙を何重にも丸めて ハサミで丸く切り取って

その紙を広げると 写真のような連続穴ができますね

幼虫の口の大きさや かじる深さによって 

穴の大きさと数が変わる・・・ということです!

クマイザサ (1)
(上高地の散歩道に群生するクマイザサ Oct 17)

クマイザサ (9)
(上高地のカラマツ林の下に群生するクマイザサ)


クマイザサの中に クマザサが混じっていました

クマザサ
(葉の周りに白い隈取があるのがクマザサの特徴です)


クマイザサは冬でも緑の葉を保っています

何故・・・?

実は クマイザサは積雪が1m位ある地域に多い植物で

冬季には 雪に埋もれて かえって暖かく

冬芽も越冬できて 葉も緑色を保つことができるそうです


自然の知恵ですね・・・!


さて 昨日のクイズの答え・・・分かりましたか?

ヤドリギ (1)
(カラマツの枝についた鳥の巣のようなものはなあに?)


ヤドリギ(宿り木) ビャクダン科 ヤドリギ属


サルオガセとは違って
落葉樹に寄生する木なのでした!

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道端や玄関先を彩る四季の花々
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ブログを始めて3年余りが経ちました。これからも応援よろしくお願いします。

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