シャンデリアのように咲くオレンジ色の花 -オニユリ-

目を惹くようなオレンジ色の花が

シャンデリアのようにぶら下がって咲いています

オニユリ (2)
(暗紫色の斑点のあるオレンジ色が目を惹くね July 29)


オニユリ(鬼百合) ユリ科・属


ユリの中でも最も大型なので 名前の冠に「オニ」が

ついたのですね・・・

オニユリ (6)
(オニユリには雌しべが1本と雄しべが6本あります)

オニユリ (4)
(オニユリの花の雌しべです その向こうは雄しべの葯)

オニユリ (3)
(オニユリの花の背中側 珍しい・・・?)

オニユリ (7)
(オニユリの咲き姿 July 29)


それでは オニユリの特徴を紹介するね

他のユリは全て種子ができて 子孫を増やすんだけど

オニユリだけは種子ができないのです・・・

種子の代わりにできるのがこれ・・・

何だか分かりますか?


オニユリ (8)
(葉の付け根にある暗紫色の豆状のものがムカゴです)


ムカゴが出来て 地上に落ちて 

新たなオニユリが生まれるのですね・・・

オニユリ (5)
(オニユリの葉の付け根ごとにムカゴができています)


オニユリの鱗茎は 昔から「ユリ根」として食用でした

でも 現在は 苦味が少ないコオニユリ(小鬼百合)

鱗茎が食用として栽培・利用されています





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花の知恵です 雄しべと雌しべに注目  -キキョウ-

秋の七草の中で この花だけは夏に咲きます

とっても星形のシンメトリーが美しい花です

キキョウ (3)
(星形のバランスが素敵な花ですね July 26)


キキョウ(桔梗) キキョウ科・属


キキョウの花には元気な子孫を増やすための工夫がある

のです

その鍵は 雄しべと雌しべの動きにあります・・・

キキョウ (8)
(咲き始めのキキョウの蕊は一つにまとまってるよ)


咲き始めは 花柱の周りに5本の雄しべが集まっています

キキョウ (2)
(キキョウの雄しべと雌しべが中央に集まっています)


そして 花粉を花柱に残して 裸になった雄しべは

花柱から離れます・・・

キキョウ (1)
(花柱に花粉を残して5本の雄しべは花柱から離れます)


キキョウは虫媒花なので 虫が花柱の周りの花粉をつけて

他のキキョウの花の雌しべに飛んでいく頃に

花粉が取れた花柱の先の雌しべが5本に開いて 

虫がやって来るのを待ち受けます・・・

キキョウ (6)
(花柱の先が開いて5本の雌しべが顔を出しました)


同じ動きが白色のキキョウの花にも見られますよ

キキョウ (10)
(咲き始めの花(左)と雌しべが開いた花(右))


開いたキキョウの花の雌しべを

もう少し拡大して見ようね・・・

キキョウ (9)
(5本に開いたキキョウの花の雌しべ)


自然の営みって ホントに凄いよね・・・! 


ところで キキョウを英語で何ていうか知ってる?


balloon flower(バルーン フラワー)といいます

その理由・・・? 

次の写真を見てくださいね・・・

キキョウの花のツボミです

キキョウ (7)
(バルーンフラワーの名の由来なのかな? 桔梗の蕾)


普通に見られるキキョウの花も

野生種では群生することはなくて

環境省の絶滅危惧種にも指定されているんです・・・

とっても息の長い夏の花たち -日日草から千日紅-

夏の花には百日も千日も咲き続けるといわれている

とっても息の長い花がありますね・・・

まずは 日々私たちを楽しませてくれるこの花から

日日草 (2)
(ピンク色のニチニチソウの花 July 24)


ニチニチソウ(日日草) キョウチクトウ科 日日草属



ひとつの花は3~5日しか持たないのですが

次から次にと新しい花を咲かせて

毎日を楽しませてくれるのがニチニチソウです・・・

日日草(3)
(白いニチニチソウの花 5枚の花びらが根元でひとつ)

日日草 (5)
(淡いピンク色のニチニチソウの花と葉)

日日草 (4)
(ニチニチソウには多彩な色の花が咲きますね)


ニチニチソウはキョウチクトウ科の花なので

食べたらいけないよ! 毒性があるからね・・・


次の花は 百日間咲き続けるのでしょうか・・・

百日草 (4)
(白とピンクのヒャクニチソウの花 July 24)


ヒャクニチソウ(百日草) キク科 ジニア属


舌状花の色は様々ですが キク科の花はいずれも

筒状花(頭状花)は黄色なんですね・・・

百日草 (3)
(いろいろな色のヒャクニチソウ)


百日草の黄色い筒状花は日が経つごとに背が伸びて

成長を続けるんですよ・・・

真横からみると 山高帽子のように見えるよ

百日草 (1)
(筒状花が成長をし続ける百日草の花)


次の花木にも「百日」という冠が名前についています

百日紅 (1)
(ツルツルした肌の木にピンクの花が咲いた July 24)


サルスベリ(百日紅) ミソハギ科 サルスベリ属


木肌がツルツルしているから「猿滑り」なのかな・・・

でも漢字で書けば 百日間も紅い花を咲かせる木・・・

百日紅 (3)
(サルスベリのモコモコした花の集まり)

百日紅 (2)
(白いサルスベリの花もあります)


サルスベリの花はとっても大きいってこと知ってますか?

  ⇧ 昨年のブログをご覧くださいね


最後の花には「千日」という冠がついています・・・

千日紅 (5)
(千日紅は最も長く花が咲いているようにみえるよ)


センニチコウ(千日紅) ヒユ科 センニチコウ属


千日紅 (1)
(秋になってもまだ咲き続ける千日紅 昨年10月)


千日紅の花のように見えるのは 実は小苞の集まりで

実際の花は 小さな5弁花なんですよ・・・

千日紅 (4)
(この小さくて白い5弁花が千日紅の花なんですね)

千日紅 (3)
(黄色い色が入った5弁花も千日紅の花です)


千日紅の花は終わっても 小苞はそのままなので

いつまでもずっと咲き続けるように見えるのですね・・・

派手な花と地味な花 どちらも1日花 -ハイビスカスと露草-

先月 イベントでハイビスカスの花をもらいました

小さな鉢ですが ツボミがたくさんあって

次々と花を咲かせてくれます

ハイビスカス (8)
(今日も元気に綺麗な花を咲かせてくれてます July 20)


ハイビスカス アオイ科 フヨウ属


ハイビスカスは1日で花が萎んでしまう1日花です

今 元気に花を咲かせているムクゲ(木槿)

これからさき始めるフヨウ(芙蓉)もアオイ科の花です

ハイビスカス (7)
(花が咲いた翌日にはこんなに萎むハイビスカス)

ハイビスカス (3)
(咲き終わったハイビスカスの花とこれから咲くツボミ)


いろいろな色の花のハイビスカスの蕊を見てみましょう

ハイビスカス (9)
(オレンジ色のハイビスカスの花の蕊)

ハイビスカス (1)
(黄色のハイビスカスの花の蕊)

ハイビスカス (2)
(ピンク色のハイビスカスの花の蕊)


ピンク色のハイビスカスの雌しべの色がピンクだったら

松葉牡丹と同じなのにね・・・

ちょっと違ったようです・・・


次の花も1日花です

「露草」と書けば 露のように儚い命と分かるかな?

ツユクサ (6)
(2枚の青い花びらが清らかなツユクサ July 20)


ツユクサ(露草) ツユクサ科・属


ツユクサの花も よく見れば面白いね・・・

花びら(内花被)が3枚・・・でも青い2枚しか見えない

萼(外花被)が3枚・・・でも半透明なので目立たないね

ツユクサ (7)
(長い雄しべの2本だけに花粉があるツユクサの花)

ツユクサ (3)
(ツユクサの花の横顔です 珍しくありませんか?)

ツユクサ (4)
(上部から見たツユクサの花)

ツユクサ (2)
(ツユクサの咲き姿と葉)


ハイビスカスの花のように派手な花を咲かせるのも

道端にひっそりと咲く地味なツユクサも

同じ1日花なんですね・・・!


松葉を持つ花 -マツバギクからマツバボタンへ-

松のような葉を持つから

「松葉」という冠がついた花の紹介です

7月中旬の今 春に咲き出した松葉菊に代わって

松葉牡丹が咲き始めました

マツバギク (3)
(4月頃から7月にかけて咲くマツバギク July 16)


マツバギク(松葉菊) ハマミズナ科 マツバギク属


葉は松葉よりも肉厚だね

マツバギク (4)
(マツバギクの肉厚な葉)


マツバギクには紫色の他に赤色や橙色などがあります

マツバギク (1)
(赤色のマツバギク 5月)

マツバギク (2)
(濃いピンク色したマツバギク 5月)


そして7月頃から咲き始めるのが松葉牡丹ですね

マツバボタン (4)
(白とピンクのツートンカラーの松葉牡丹 July 16)


マツバボタン(松葉牡丹) スベリヒユ科・属


この花は1日で閉じてしまう1日花です・・・

松葉牡丹の葉も松の葉よりも肉厚です

マツバボタン (3)
(松葉牡丹の肉厚な葉)


松葉牡丹の雌しべに面白い特徴があるんですよ!

何でしょう・・・?

まず雌しべをご覧くださいね・・・

マツバボタン (5)
(ピンク色の松葉牡丹の雄しべと雌しべ)

マツバボタン (1)
(白色の松葉牡丹の雄しべと雌しべ)

マツバボタン (2)
(ツートンカラーのマツバボタンの雄しべと雌しべ)


どうですか・・・? 分かりましたか・・・?

そうなんです!

花の色と雌しべの色が同じ!

面白いでしょ・・・! (*^-^*)

いつの間にか庭にピンクの5弁花が -ハマナデシコ-

長らくブログを更新しなくてごめんなさい! "(-""-)"

だいやん 久しぶりのお仕事だったんです・・・


花壇に ピンク色の花が咲いていました

何という名前だろう・・・?

ハマナデシコ (1)
(花壇に咲いていたピンク色した花 July 16)


ハマナデシコ(浜撫子) ナデシコ科・属


もともと海岸の崖や砂地に生育する植物なんですね

だから コンクリートのすき間に種が入り込んでも

花を咲かせるんですって!

なかなか逞しい花ですね・・・(^^)/

ハマナデシコ (4)
(ハマナデシコの集散花序 July 16)


ハマナデシコの花の雌しべは1本で雄しべが10本です

ハマナデシコ (6)
(ハマナデシコの小花の雌しべと雄しべ)

ハマナデシコ (3)
(ハマナデシコの雌しべがクルリンと見えるね)

ハマナデシコ (5)
(こちらの小花はまだ成長途上なのかな)

ハマナデシコ (2)
(ハマナデシコの咲き姿 July 16)


久しぶりの仕事・・・

東チモールから大学の先生がいらっしゃって

大阪のあちらこちらを案内していたんです・・・

ところで

東チモールっていう国を知っていますか?


オーストラリアの北の海にある小さな島国です

インドネシアの東の外れに位置しています

人口はわずか160万人足らず・・・


16世紀から長きに亘ってポルトガルの植民地でした

だから国民の殆どはポルトガル語を話しクリスチャンです


1975年に一旦独立宣言をしたのですが

1976年にインドネシアに併合されてしまいました

そして

2002年に晴れて独立を果たし

今は国づくりの真っ最中なんです・・・!



石油と天然ガス資源があり 国としての収入はありますが

まだまだ産業と呼べるものはコーヒー以外にはありません

日本もJICAを中心に 

国づくりと人づくりの支援をしています


みんなも東チモールを応援してくださいね! 



鮮やかな黄色い花と糸状の葉 -フェンネル-

パッと目を惹く黄色い花です

そして葉は糸のように細くて枝分かれしています

何という名前だろう・・・?

フェンネル (4)
(細い糸のような葉と鮮やかな黄色い花です July 09)


フェンネル  セリ科 ウイキョウ属

和名 
ウイキョウ(茴香)


花の咲き方はセリ科の特徴を現しているね・・・

花をじっくりと観察してみましょう・・・

フェンネル (1)
(フェンネルの散形花序はセリ科の特徴を示してるね)

フェンネル (2)
(フェンネルの雄しべが見えますね)

フェンネル (7)
(フェンネルの小花は5弁花で雌しべ1本雄しべ5本)

フェンネル (3)
(フェンネルの小花の花弁は最初は内側に畳まれてるよ)


フェンネルの葉はニンジンのように細かく枝分れしてる

フェンネル (10)
(フェンネルの数回羽状複葉 July 09)

フェンネル (9)
(フェンネルの葉を拡大してみました)

フェンネル (5)
(フェンネルのツボミだね July 09)


それでは3週間前のフェンネルを見てみましょう

フェンネル (11)
(まだ花は一部しか咲いていませんでした June 21)

フェンネル (12)
(でも花にはたくさんの雄しべが出てたよ June 21)


フェンネルの果実は 古くから「茴香」と呼ばれて

芳香健胃作用があると重宝されていました

私たちもよく知っている

太田胃酸や仁丹にも入っているのですよ・・・

あの爽やかな清涼感ある味覚が特徴なんですね!


目立たないけど花も可愛いよ -オリヅルラン-

葉っぱの中に小さな白い花が咲いていました

何という名前だろう・・・?

オリズルラン (1)
(長い花茎にちらほらと咲く白い花 July 07)


オリヅルラン(折鶴蘭)キジカクシ科 オリヅルラン属


花が小さくて余り目立たず 匂いもなく

むしろ 観葉植物として楽しまれているそうです・・・

オリズルラン (6)
(斑入りの葉の中に花がチラホラとついています)


オリヅルランには 斑(ふ)の入り方の違いで

いくつかの種類があります

オリヅルラン
(このオリヅルランの葉は中央に斑が走っています)


これは 斑が中央に入っているので

ナカフオリヅルラン(中斑折鶴蘭)と呼ばれています


でも 花もじっくりと観ると綺麗ですよ・・・

オリズルラン (4)
(オリヅルランの花びらは6枚 雄しべも6本です)


花びらの数は違うけど ちょっとガウラに似た感じ・・・

オリズルラン (5)
(オリヅルランの花の横顔 July 07)

オリズルラン (3)
(オリヅルランの花のツボミもありました)


「ラン」って名前がついているけど

オリヅルランはラン科ではありません

ヤブラン(藪蘭)と同じキジカクシ科(旧ユリ科)

なんですね・・・!


30年咲き続けている白い花 -フウラン(風蘭)-

ある家の鉢に白い花が咲いていました

お家の人に訊くと 

もう30年の間 毎年 花を咲かせているけど

最近は花の数がめっきりと減ってしまった・・・と

フウラン (3)
(白くて優美な花ですね July 02)


フウラン(風蘭)  ラン科 フウラン属

別名 富貴蘭



なんと江戸時代から貴人にもてはやされていた

高貴な花なんですよ・・・

とっても良い香りがします

フウラン (8)
(ピントが合わずにごめんね フウランの花です)

フウラン (9)
(フウランの花 少し角度をつけてみました July 02)

フウラン (4)
(フウランの花の横顔です)

フウラン (7)
(フウランの後ろに垂れ下がる長い距が特徴的です)

フウラン (5)
(フウランの花と笹のような細長い葉)

 フウラン (2)
(フウランの花茎と花 花は同じ方向を向きますよ)


フウランは土壌に根を下ろさずに 他の木の上や

岩盤などに根を張って生きる「着生植物」なんです

野生のフウランは絶滅危惧種ですが

他の木の上に着生しているのを見つけたいですね・・・


いくつの花弁が重なっているのかな? -クルクマ-

この花も形がユニークです・・・

花びらが何枚も重なっているように見えるよ

何という名前だろう・・・?

クルクマ (5)
(濃いピンク色した花びらが何層にも重なってるね)


クルクマ  ショウガ科 ウコン属  球根


ショウガやウコンの仲間なんですね・・・


何層にも重なった花びらにみえるのは苞(ほう)だよ

クルクマ (2)
(花びらに見えるのはクルクマの苞です June 30)


本来の花は苞の間にひっそりと咲くのです・・・

ツボミが見えるけど あまり目立たないね

クルクマ (3)
(クルクマの花は苞の間に咲くのですが目立ちません)

 
クルクマ (4)
(クルクマの咲き姿 June 30)
 

原産国のタイでは クルクマは観賞用の花というよりも

むしろ ウコン(ターメリックのこと)の仲間らしく 

根をカレー粉としたり 薬用として利用

することが多いんですよ・・・ (^_-)-☆


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プロフィール

だいやん

Author:だいやん
道端や玄関先を彩る四季の花々
綺麗だなと思っても
名前が分からない・・・
一緒にひとつづつ名前を
調べていきませんか?

全て自分自身が出会って撮影した写真なのが自慢です。
ブログを始めて3年が経ちました。これからも応援よろしくお願いします。

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