花の蕊の下の色が変化するよ -シャリンバイ(車輪梅)-

GWにはツツジが街路の生垣を飾っていましたが

今は白い5弁花が咲き始めました

シャリンバイ (8)
(生垣に白い花の集団が咲いています May 25)


シャリンバイ(車輪梅) バラ科 シャリンバイ属


シャリンバイ (10)
(シャリンバイの枝の分岐状況)


車輪梅の名前の由来は 花枝の分かれ方が 

車輪のスポークに似ていることからつけられたそうです


シャリンバイの花は ハコネウツギの花のように

時間の経過とともに ある変化が起こります・・・ 

何でしょうか?

シャリンバイ (5)
(咲き始めのシャリンバイの花 全体的に白い)

シャリンバイ (9)
(咲き始めのシャリンバイの花 花の蕊の下部は白い)

シャリンバイ (6)
(時間が経過した後のシャリンバイ 蕊の下部は赤いよ)

シャリンバイ (4)
(シャリンバイの円錐花序)


シャリンバイの蕊の下の方の色が 時間の経過と共に

白色から赤色に変わっていくのです・・・



分かりましたか?  おもしろいね!


(ただ今旅に出ています これは昨年5月の記事です)

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花の孵化の瞬間です  -ブラシノキ-

この花は まさに名前の通りにイメージできる花です

ブラシノキ (3)
(この花 何に見えますか? May 24)


ブラシノキ  フトモモ科 ブラシノキ属

別名 キンポウジュ(金宝樹); カリステモン

英語名 bottle brush(ボトルブラシ)


ブラシノキ (2)(3日前はこんな状態でした May 21)


今回はブラシノキの花の咲き始めを撮ることができました

ブラシノキの赤い花が まるで 鳥の孵化 あるいは 

昆虫の脱皮 のように生まれ出てきました!


ブラシノキ (5)
(ブラシノキの花のツボミ まだ赤色は見えないね)

ブラシノキ (1)
(ブラシノキの赤い花が顔を出してきました)

ブラシノキ (7)
(ブラシノキの赤い花がどんどん膨らんできましたね)

ブラシノキ (9)
(ブラシノキの誕生の瞬間です)

ブラシノキ (8)
(ブラシノキの花)

ブラシノキ (4)
(ブラシノキの花の拡大 赤い部分は雄しべの花糸です


どうでしたか?

ブラシノキの花の誕生の瞬間を見ていただけましたか?

 

(ただ今旅に出ています これは昨年5月の記事です)

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双葉より芳しの花ですか?  -センダン(栴檀)-

いつもの散歩道の反対側に立っている大きなノッポの木

その大木に 何か白っぽい花が咲いているのが見えました

何の木なんだろう?

センダン (1)
(10mはありそうな大木に咲く白っぽい花 May 22)


センダン(栴檀) センダン科・属  落葉樹

別名 オウチ(楝); アミノキ



センダン (3)
(センダンの花が満開です May 22)


センダンは淡い紫色の5弁花です

センダン (8)
(センダンの花の雄しべ 合着して濃い紫色です)

センダン (6)
(センダンの花は複集散花序です)

センダン (6)  センダン (5)
 (センダンの花と葉)


「栴檀は双葉より芳し」っていう古い言葉があります

大成する人物は子供のころから優れた面を示す

という意味ですが

ここでいう「芳しい」花木は このセンダンではなくて

有名な
白檀(びゃくだん)のことなんです

高貴な香りを放つ白檀を中国語で栴檀というそうです

ややこしいね・・・



(ただ今旅に出ています これは昨年5月の記事です)

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花の色が白から赤く移り変わるよ -ハコネウツギ-

空き地にジンチョウゲの花のように肉厚の白い花を

つけた木を見かけたと思った 数日後には

花の色が次第にピンク色から紅色へと変わっていました

ハコネウツギ (5)
(白やピンク色の花が木に咲いていました May 21)

ハコネウツギ (1)
(数日前の花は 全部が白色でした May 15)


ハコネウツギ(箱根空木) スイカズラ科 タニウツギ属


ハコネウツギの花の色は 白からピンク色 そして紅色と

変化しますが 同じ株に3種の花が 色々な組み合わせで

ついています


その変化の様子を紹介するね

ハコネウツギ (6)
(ハコネウツギのツボミ 全部白色です)

ハコネウツギ (7)
(ハコネウツギの白い花とピンクの花)

ハコネウツギ (9)
(ハコネウツギの花のピンク色が次第に濃くなります)

ハコネウツギ (4)
(このように 色々な花の組み合わせが見られます)

ハコネウツギ (3) ハコネウツギ (2) ハコネウツギ (8)
(ハコネウツギの白い花 ピンクの花 紅色の花)


ハコネウツギの隣に 背丈の高い木が立っていて

ピンク一色の花が咲いていましたが これは

オオベニウツギ(大紅空木) といって

スイカズラ科 タニウツギ属 でハコネウツギの仲間です

オオベニウツギ (3) オオベニウツギ (2) オオベニウツギ (1)
(オオベニウツギの木と花 May 16)


(ただ今旅に出ています これは昨年5月の記事です)


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小さな白い花が咲きました -クスノキ-

大阪の南部にある市 河内長野は 大楠公(楠正成)の

ゆかりある地で クスノキが市の木に指定されています

そのクスノキに可愛らしい花が咲いていました (*^-^*)

クスノキ (3)
(クスノキの花 初めて見ました May 25)


クスノキ(樟;楠) クスノキ科 ニッケイ属


クスノキは日本の巨樹ランキングトップ10のうち

8本までを占める代表的な日本の巨樹です

クスノキ (1)
(クスノキについた円錐花序の花)


クスノキは背が高いので 花の写真がうまく撮れないよ

クスノキ (2)
(クスノキの花 筒状で6つに裂けています)

クスノキの葉
(クスノキの葉 全縁で波うっています)


クスノキは防虫剤で使われる樟脳の材料なので

葉を千切っても 樟脳の香りがします・・・

クスノキ (8)
(観心寺のクスノキと大楠公像 May 30)


仏像や鳥居の材料にはヒノキがよく使われていますが

飛鳥時代(奈良時代の前)の仏像の多くに

クスノキが使われていたそうです

それに安芸の宮島 厳島神社の海中に建てられた大鳥居

にも クスノキが使われています


クスノキは耐水性があって昔から船の材料に使われていて

厳島神社でも採用されたんだね

今の大鳥居が8代目だって・・・ 頑張ってるね!


(旅に出ています これは昨年にご紹介したブログです)



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透き通った花という名  -トリトニア・ヒアリナ-

朱色の花で 咲き方がフリージアに似ているよ・・・

何という名前の花だろう・・・?

トリトニア・ヒアリナ (2)
(朱色の花がたくさん咲いています May 20)

トリトニア・ヒアリナ (8)
(花の咲き方がフリージアに似ていませんか? May 20)


トリトニア・ヒアリナ  アヤメ科 トリトニア属


フリージアと同じアヤメ科の花ですね・・・

トリトニアは海の女神「トリトン」の名前からきて

ヒアリナは「透き通った」という意味だそうです・・・


透き通った・・・? どうしてでしょう・・・?


花をじっくりと観てみると・・・

トリトニア・ヒアリナ (3)
(花の中央に6か所が透明に見えますか・・・?)

トリトニア・ヒアリナ (7)
(透き通ったヒアリナ 陰で見ると分かりやすいかな?)


ねっ・・・! 「ヒアリナ」の感じがでていますね・・・

トリトニア・ヒアリナ (6)
(トリトニア・ヒアリナの雄しべと雌しべ)

トリトニア・ヒアリナ (1)
(ちょっぴり赤味がかった色も綺麗だね トリトニア)

トリトニア・ヒアリナ (5)
(トリトニア・ヒアリナの花序は横に倒れ気味です)



「この花の名前なんていうの?」

のブログを始めて2年が経ちました

こんなに続けることができたのも 皆さまの応援と

励ましのおかげと 心から感謝しています・・・

ほんとうに ありがとう!



だいやんは 明日から旅にでます・・・

だから皆さまのブログに訪問できないし

コメントにも返事ができないよ・・・ "(-""-)"


6月になったら戻ってくるね!

それまでは 昨年のブログを再掲します・・・

今年も元気いっぱいに咲いている花ばかりなので

きっと楽しんでいただけると思っています・・・


どうかお元気で・・!


待宵草の仲間の花が咲き揃っています -マツヨイグサ-

待宵草(マツヨイグザ)の仲間3種の花が咲いています

夕方から咲く花 宵待ち草こと 待宵草の黄色い花

昼間から咲く 昼咲月見草の淡いピンク色の花

そして 夕化粧の赤い花(といっても実はピンク色)


ひとつひとつ 見比べてみましょう・・・

マツヨイグサ (1)
(待宵草の黄色い花は翌朝萎んで赤くなります May 18)


マツヨイグサ(待宵草) アカバナ科 マツヨイグサ属


夕方近くから咲き始める待宵草の花は黄色ですが

1日花で翌朝には萎んで赤くなるのが特徴です・・・

通常は花は5月~7月に咲くのですが

11月~12月にも花を咲かせています・・・

マツヨイグサ (2)
(待宵草の花びらは8枚に見えますが4枚なんですよ)


次は淡いピンク色の花

ヒルザキツキミソウ (1)
(淡いピンク色の花をつけた昼咲月見草 May 17)


ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草) アカバナ科 

                 マツヨイグサ属



マツヨイグサとは違って 昼間から花をさかせますが

茎はほっそりした感じです・・・

ヒルザキツキミソウ (2)
(昼咲月見草の花もマツヨイグサ属共通の4弁花です)


3つ目はこの花です

ユウゲショウ (2)
(パッと見では昼咲月見草にも似た夕化粧 昨年May 25)


ユウゲショウ(夕化粧) アカバナ科 マツヨイグサ属

別名 アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)



花は昼咲月見草に似たピンク色ですが 

花がふた回りほど小さいですね・・・

そして花びらに赤い筋が入っているのが特徴です

ユウゲショウ (1)
(夕化粧の花弁には 紅色の筋が入っています)


マツヨイグサ属の花の共通点は

4弁花で 雌しべの先が4つに分かれていることです

ちなみに雄しべは8本あります

マツヨイグサ (3)
(待宵草の雌しべが4つに裂けています 雄しべは8本)

ヒルザキツキミソウ
(こちらは昼咲月見草の白い雌しべと雄しべ)

ユウゲショウ (1) - コピー
(夕化粧の雌しべは濃いピンク色で4つに裂けています)


あと 待宵草の仲間の花に 月見草(ツキミソウ)の

白い花
があるんだけど まだ出会ったことがありません

いつ出会えるのかな・・・?



西洋のネギ? きれいな赤紫色の花 -セイヨウアサツキ-

まん丸い赤紫色した花が綺麗です・・・

何という名前だろう・・・?

セイヨウアサツキ (1)
(スンナリと細い茎が大きな花を支えています May 16)


セイヨウアサツキ(西洋浅葱) ヒガンバナ科 ネギ属

別名  チャイブ; エゾネギ(蝦夷葱)



こちらもクレソンと同様に 西洋料理にはお馴染みな

ハーブなんですよ!

欧米ではネギと同じように使われているそうです

でも 味はネギよりもマイルドとか・・・


ハーブなのに こんなに立派な花を咲かせるのですね

セイヨウアサツキ (5)
(セイヨウアサツキの花 小さな花が集まっているね)

セイヨウアサツキ (4)
(小花の雄しべや雌しべも見えるかな・・・? May 16)

セイヨウアサツキ (3)
(セイヨウアサツキの花のツボミ 葉はネギみたいだね)

セイヨウアサツキ (2)
(もう一度セイヨウアサツキの花をご覧くださいね)


なかなか読めないけど 

アサツキを「浅い葱」と書くのは

アサツキがネギよりも色が浅いから・・・だそうです


このアサツキはβ‐カロテンを豊富に含んだ緑黄色野菜で

抗酸化作用が強いので とても健康によいのですよ!

油で炒めて食べると 

体内での吸収がよくなり お勧めです・・・(*^^)v

食卓でお馴染みの最強の野菜の秘密 -クレソン-

公園の池の畔には黄菖蒲が元気一杯に咲き

池の水の中には 白くて小さな花が元気に咲いていました

クレソン(オランダガラシ) (4)
(池の中に白い花が群生しています  May 13)

クレソン(オランダガラシ) (7)
(花は白い4弁花ですね  May 13)


オランダガラシ(和蘭芥子) アブラナ科 和蘭芥子属

別名 
クレソン


クレソンといえば お肉料理の付け合わせや

サラダでお馴染みの野菜ですね

名前の通り 少しピリッとする辛味と爽やかな苦味 が

クレソンの特徴のようです


オランダガラシは水生植物で水辺で生育します

クレソン(オランダガラシ) (2)
(水中に根差して花をつけたオランダガラシ May 13)

クレソン(オランダガラシ) (3)
 (水面から顔を出したオランダガラシの茎と花序)


オランダガラシはアブラナ科の花の特徴をもっています

白い4弁花で 雌しべは1本 雄しべは6本あります

前に紹介した タネツケバナ に似ていませんか・・・?

クレソン(オランダガラシ) (6)
(オランダガラシの小花は4弁花で雄しべは6本です)


小花をよく見ると 雌しべと雄しべが紫色のものと

きれいな黄緑色のものがあるのが分かりますか・・・?


黄緑色の小花は受粉前の花

蜜を出して虫を呼び寄せています

紫色になった小花は受粉後の花で 蜜は出していません


クレソン(オランダガラシ) (10)
(こちらの小花は受粉前で蜜も出しています)

クレソン(オランダガラシ) (1)
(こちらのオランダガラシの小花は受粉が済んだ後です)


食卓の人気者のクレソンが 実は「最強の野菜」

という研究が2年前にアメリカで発表されたそうです


栄養価が高くて健康に良い1番の野菜がクレソン!

ちなみに 2番目が小松菜と白菜 5番目がほうれん草

だったそうです・・・


でも・・・

この花にも注意点がひとつあります・・・

爆発的に繁殖する植物なので 在来種植物には脅威の

「要注意外来生物」に指定されているんです・・・(;O;)


花は綺麗 でも要注意侵略者なんです -キショウブ-

公園の池の畔が黄色の花で埋まっています

綺麗な景色だな・・・

キショウブ (10)
(水辺に黄色い花が群生しています  May 13)

キショウブ (1)
(黄色い菖蒲の花でしょうか・・・ May 13)


キショウブ(黄菖蒲) アヤメ科・属


日当たりのよい水湿地に好んで生育します

水辺に咲くハナショウブ(花菖蒲)の仲間ですね


アヤメ属の花に共通している特徴点を見てみましょう

キショウブ (4)
(キショウブの花の造り 内外の花被片は3枚ずつ)

キショウブ (7)
(外花被片の根元にあるキショウブの雌しべの花柱)


花弁とガク(萼)が変形した花被片が6枚あり

大きいのを外花被片 小さいのを内花被片 と呼びます

外花被片の中心側に 雌しべの花柱が3つに分かれて

ひとつづつトンネルのように横たわっています


この雌しべの花柱の内側に雄しべがあるのですよ・・・

覗いてみましょうね

キショウブ (6)
(花柱の内側に隠れていたキショウブの雄しべ)


黄菖蒲の葉は 花菖蒲の葉と同じで

葉の中脈(中心を通る葉脈)が隆起してはっきり見える

のがアヤメやカキツバタと違う点です


キショウブ (8)
(葉の中央の葉脈が隆起して明確なのが黄菖蒲の特徴)

キショウブ (3)
(黄菖蒲の花と葉 ツボミも見えます  May 13)


でも・・・

綺麗なキショウブにも問題があるのですよ・・・

何でしょう・・・?

キショウブ (9)
(公園の池の周りは黄菖蒲の花に占領されていました)


去年は こんなにも黄菖蒲の花が 

この池にはありませんでした・・・

今年は 公園の池の周りを ほとんど独占しています


そうなんです・・・

黄菖蒲は 環境省の「要注意外来生物」としてのみならず

「日本の侵略的外来種ワースト100」にも指定されている

在来固有種にとっては とっても怖い存在なんです!


まさに「綺麗な花にはトゲがある」でしょうか? ( ゚Д゚)


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プロフィール

だいやん

Author:だいやん
道端や玄関先を彩る四季の花々
綺麗だなと思っても
名前が分からない・・・
一緒にひとつづつ名前を
調べていきませんか?

全て自分自身が出会って撮影した写真なのが自慢です。
ブログを始めて3年余りが経ちました。これからも応援よろしくお願いします。

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