首の細長い オレンジ色の4弁花                     -ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)-

この季節になると 道端のあちらこちらに

このオレンジ色の花が咲いてきます

ナガミヒナゲシ (1)
(オレンジ色した首の細長い草花です Apr 28)


ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟) ケシ科・属


ヒナゲシ(シャーレーポピー)に似ていますが

真ん中の子房が長く出っ張っているのが特徴です

後でできる実が長いので「長実」と名付けられたそうです

ナガミヒナゲシ (7)
(ナガミヒナゲシの花 花びらは4枚です)

ナガミヒナゲシ (4)
(ナガミヒナゲシの子房が円筒形で出っ張っています)


ナガミヒナゲシは帰化植物で どこででも逞しく

繁殖できるようです

ナガミヒナゲシ (3) ナガミヒナゲシの果実
(ナガミヒナゲシの葉と果実 Apr 30)


よく ケシはアヘン(阿片)の原料なので怖い・・・

という話を聞きますね

確かにケシやアツミゲシは阿片の原料となるアルカロイド

を含んでいるので栽培が禁止されています


でも「ポピー」と呼ばれているものは 例えば

ヒナゲシ(シャーレーポピー) アイスランドポピー

オニゲシ(オリエンタルポピー) 


などは安全なので栽培が認められていて安心です



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白髪の花と実がとっても面白いね おじいさんの花         -オキナグサ(翁草)-

まさにお爺さんのような花が咲いていました

オキナグサ (7)
(チョコレート色の花が白い毛に覆われています Apr 26)


オキナグサ(翁草) キンポウゲ科 オキナグサ属


背丈が10~20㎝位の花で 背中が曲がって

ガクにも茎が細くて柔らかい白い毛で覆われています


キンポウゲ科の花の特徴のとおり

オキナグサの花に見えるのはガクなんですね

ガクは6枚あります

オキナグサ (4)
(銀髪のようなオキナグサの実 大阪花の文化園にて)


花が終わると 種子から花柱(雌しべ)が伸びて 

灰白色の羽毛が長く密に生えて

まるで老人の白髪のよう・・・というのが名前の由来


オキナグサ (3)
(オキナグサは花よりも実の方が背丈が高い)


オキナグサの葉は2回羽状複葉で根際から生えています

オキナグサ (9)
(オキナグサの2回羽状複葉)


このオキナグサは 環境省のレッドリストで

絶滅危惧種(Ⅱ類:絶滅の危険が増大している種)

に登録されています

大切に育てたい花ですね・・・



モミジの花と実を見つけました                    -イロハモミジ-

湖東三山には たくさんのモミジの木がありました

まだ緑色ですが 花がいっぱいぶら下がっていました

撮った写真はピンボケで・・・ でも

近所のモミジの木にも花がいっぱい咲いているのを

しっかりと撮ってきました

モミジの花と実 (4)
(ぶら下がっているのはモミジの花 Apr 27)


イロハモミジ(イロハカエデ) カエデ科・属


日本の代表的なモミジですね

花は若葉と一緒に 柄から下向きにつきます

モミジの花 (2)
(イロハモミジの雄花 雄しべは8本)


モミジの実 (1)
(イロハモミジの実 翼果といいます)


これがイロハモミジの実です 

翼がついて風で遠くまで飛んで行けますね

イロハモミジの翼果(よくか)は 

オオモミジやヤマモミジと違って葉の上につきます

翼果の形も 水平に近い竹とんぼのようです


モミジの実 (2)
(イロハモミジの翼果は上向きについています)

モミジの花 (1)
(イロハモミジの花は下向きにぶら下がっています)

モミジの花と実 (2)
(イロハモミジの木 Apr 27)


秋の紅葉は 鮮やかでとても目立つけれど

春のモミジの花や実は 見過ごしてしまいがち・・・


さあ あなたもモミジの花と実を見つけてくださいね!



古くからの和紙の原料の木 初めて花を見ました           -ミツマタ(三椏)-

先週末に滋賀県の湖東三山を訪れました

秋の紅葉が有名なのですが 湖東三山のひとつ

百済寺(ひゃくさいじ)
の境内のあちらこちらに

とっても変わった花をつけた木を見つけました

何という名前だろう?

ミツマタ (7)
(たくさん花をつけた房がぶら下がっています Apr 24)


ミツマタ(三椏  ジンチョウゲ科 ミツマタ属


コウゾ(楮)にミツマタは古くから和紙の原料となる木

として名前だけは知っていたけれど 

こんな花が咲くとは知りませんでした・・・

ミツマタ (3)
(ミツマタの木 枝が3つずつに分かれていますね)


ミツマタの名前は この写真のように 

木の枝が下から上まで 三叉に(3つずつに)分かれて

成長することからつけられたんですね!

ミツマタ (4)
(ミツマタの木の枝がここでも3つに分かれています)


ミツマタの木の外皮の少し内側のところが

和紙の原料になります

ミツマタ (2)
(ミツマタの花 開花少し前でしょうか Apr 24)

ミツマタ (8)
(ミツマタの花 黄色い4枚はガクで花は中央部分)


ミツマタは 葉がつく前に花が咲き

最初は紙でできたボンボンのように見えます

それが開花すると

綺麗な黄色の4枚のガクをもった小花がよく見えます

ミツマタ (1)
(ミツマタの木 背丈は1~2m位 Apr 24)


ミツマタはジンチョウゲ科でしたね・・・

実は 

ジンチョウゲの木も三叉に分枝しているんですよ!

ジンチョウゲの分枝 (1) ジンチョウゲの分枝 (2)
(ジンチョウゲの木も3つに分かれています Mar 26) 


ジンチョウゲの木の枝の別れ具合なんて

見ることなんてなかった・・・ 

今日 初めて知った 新鮮な発見です!

八丈島でのお祭りは終わったけれど今が見頃の花です         -フリージア-

この季節には アヤメ科の花を多く見かけますね

シャガもアヤメ科でしたし この花もアヤメ科なの?

フリージア (7)
(細い花茎の先に10輪程の花がついています Apr 23)


フリージア  アヤメ科 フリージア属

別名 アサギズイセン(浅黄水仙)



フリージア (5)
(花びらは6枚 紫色のフリージアも綺麗です)

フリージア (3)
(白のフリージアの花 ツボミがたくさん Apr 17)

フリージア (1)
(フリージアの穂状花序 Apr 17)

フリージア(10)
(フリージアの黄色い花 Apr 23)


毎年3月下旬から4月初めにかけて

八丈島でフリージア祭りが開催されています


ずっと昔に八丈島を訪れたときに

空港でフリージアの花をプレゼントしてもらったことが

懐かしい記憶として残っています・・・


そのときのフリージアの花の色は何色だったかな?


八丈島って 普通は行かないよね・・・!

それとも 行ったことありますか?




春の七草のひとつ 地味だけれどよくみれば美しいね          -ナズナ(薺)-

春になると 道端や野原など どこにでもある

とっても地味な草花です

でも じっくりと観察すると魅力もいっぱいです

ナズナ (1)
(白い花径が3ミリ位の4弁花がたくさん Apr 21)


ナズナ(薺)  アブラナ科 ナズナ属

別名 ペンペングサ(ぺんぺん草)

   シャミセングサ(三味線草)



麦の伝来と共に日本に来たたいへん古い帰化植物です

ナズナ (6)
(ナズナの花の下についたハート形のものは果実)


実は ナズナの花の下についたハート形のものが

ナズナの果実なんですよ


この果実の形が三味線の撥(バチ)に似ているので

ぺんぺん草や三味線草という別名がついたそうです

ナズナ (3)
(ナズナの花はアブラナ科特有の十字花)


ナズナの小花の大きさは3ミリ位ですが

茎の先端に数多くつきます

ナズナ (2)  ナズナ (5)
   (ナズナの花序と葉)

ナズナはどんな荒地にも生える とても逞しい草です

ナズナ (4)
(ナズナの群生の様子)


「ぺんぺん草も生えない」という表現がありますね

だから ずっとナズナと聞けば 

荒廃や貧困をイメージしていました


でも 今日のブログの写真を見て

ナズナって美しいね!

って思えるようになりました


あなたはいかがですか?



草なの?木なの? 白の5弁花に雌しべ雄しべがいっぱい                     -クサイチゴ(草苺)-

うら寂しい裏庭に

白の5弁花がちらほらと顔を出していました

クサイチゴ (6)
(白の5弁花がちらほら咲いていました Apr 09)


クサイチゴ(草苺) バラ科 イチゴ属 


同じバラ科のイチゴは草だけれど 

このクサイチゴは木なんですよ

クサイチゴ (4)
(こちらのクサイチゴの花はぽっちゃり Apr 19)


クサイチゴの花は5弁花で

雌しべと雄しべがたくさんあります

クサイチゴ (3)(ほっそりタイプのクサイチゴの花)


クサイチゴの木の高さは20~60cmと小振りです

クサイチゴ (5)
(クサイチゴの咲き姿)


クサイチゴの葉はバラと同じように

3枚あるいは5枚の小葉が1枚の葉になっています

クサイチゴ (2)
(クサイチゴの葉は奇数羽状複葉です)


クサイチゴの果実は まだお目にかかっていませんが

赤くて熟すと とっても甘いそうですよ!


ワスレナグサの仲間の野草 花は小さいよ        -キュウリグサ(胡瓜草)-

昨日紹介したワスレナグサに似た野草に

少し前に出会っていました

キュウリグサ (1)
(ワスレナグサの仲間の花です Apr 04)


キュウリグサ(胡瓜草) ムラサキ科 キュウリグサ属


ワスレナグサと同じムラサキ科ですが

野原や道端に咲く野草のひとつです

キュウリグサ (4)
(キュウリグサの花)


キュウリグサの花は青や紫色だけでピンク色はありません

同じ5つに裂けていても 花径は2ミリ位で

ワスレナグサよりも随分と小さいですね

 キュウリグサ (3)
(キュウリグサもサソリ型花序をつけます)


キュウリグサの背丈は10~30cm

根元の葉は卵形 茎につく葉は長いだ円形で 互生です

キュウリグサ (2)
(キュウリグサの群生の様子)


キュウリグサの葉や茎を揉むと

キュウリ(胡瓜)に似た匂いがするのが名前の由来とか


草花を判別するのには 

花の写真だけでは不十分なことが多く

葉や茎や花のつき方が大いに参考になる・・・

というのが私の持論なんですが


キュウリグサに代表されるように

「におい」もポイントになることもあるのですね!


幸せ祈る言葉にかえて あなたに贈ります                    -ワスレナグサ-

可愛い小さな花が ブルーやピンク色と

集まって咲いていました

ワスレナグサ (4)
(花径は5~10ミリ位の小さな花です Apr 18)


ワスレナグサ  ムラサキ科 ワスレナグサ属

英名 forget me not(私を忘れないで)


ワスレナグサ (5)
(ピンク色のワスレナグサの花 とっても綺麗)


ムラサキ科って あまりなじみがなかったけれど

共通の特徴があるようです

ワスレナグサ (2)
(ワスレナグサの花のつき方)


それは「サソリ型花序」といって 花のつき方が

最初はサソリの尾のように巻いているのです

花が多くなると真っ直ぐに伸びてきます

ワスレナグサ (1)(真っ直ぐに伸びた花序)

ワスレナグサの葉は へら状で互生です

茎や葉には 灰白色の難毛が生えています

ワスレナグサ (7)
(ワスレナグサの立ち姿)


私の大好きな歌・・・

   幸せ祈る言葉にかえて 

   忘れな草を あなたに あなたに



「忘れな草をあなたに」って歌を知っていますか?


桜の次の花木はなんでしょう?              -ハナミズキ(花水木)-

お花見が終わり 八重の桜が見ごろになる頃に

咲く花です

ハナミズキ (3)
(ピンク色の花が美しいですね Apr 19)


ハナミズキ(花水木) ミズキ科・属

別名 アメリカヤマボウシ(山法師)



別名の通り アメリカを代表する花木です

ハナミズキ (2)
(白い花がハナミズキです)


白い花をつけるのが本来のハナミズキ

ピンク色の花をつけるのは

ベニバナハナミズキ(紅花花水木)というのですね

ハナミズキ (4)
(ハナミズキの花)


ハナミズキの花はどの部分でしょうか・・・?

実は 4枚の花びらにみえるものは総苞

本当の花は 真ん中にある緑色のところなんです

ハナミズキ (6)
(ベニバナハナミズキの花はまだツボミでした)


この緑色のもの一つ一つが開花すると

緑色の4弁花になるのですが・・・まだツボミです

ハナミズキ (1)
(ハナミズキはかなり高い木ですね)


ハナミズキと聞けば思い起こすのが一青窈さんの歌

  薄紅色の 可愛い君のね

  果てない夢がちゃんと 終わりますように

  君と好きな人が 百年続きますように・・・


とっても素敵な歌ですね!


どうか あなたの幸せも 百年続きますように 🎶


  

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プロフィール

だいやん

Author:だいやん
道端や玄関先を彩る四季の花々
綺麗だなと思っても
名前が分からない・・・
一緒にひとつづつ名前を
調べていきませんか?

全て自分自身が出会って撮影した写真なのが自慢です。
ブログを始めて3年が経ちました。これからも応援よろしくお願いします。

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