放射状に伸びた黄色い花穂  葉はヒイラギ似なの?                 -セイヨウヒイラギナンテン(西洋柊南天)-

青々とした葉っぱから 空に向かって放射状に

レモンイエローをした花穂が伸びています

元気いっぱいの花だな・・・ 何という名前だろう?

セイヨウヒイラギナンテン (8)
(黄色の総状花序が放射線状に広がっています  Jan 23)


セイヨウヒイラギナンテン(西洋柊南天)  メギ(目木)科

ヒイラギナンテン属 の樹木

別名 マホニア・チャリティー

ヒイラギナンテンの類縁です

セイヨウヒイラギナンテンの花
(きれいなレモンイエローをした花をたくさんつけます Jan 23)


ヒイラギナンテンは 葉が柊(ヒイラギ)に似て 実が南天

(ナンテン)に似ていることが名前の由来ですが 

西洋ヒイラギナンテンは ヒイラギナンテンよりも 花が大きくて

花が咲く時期もずっと早いようです

セイヨウヒイラギナンテン (7)(西洋ヒイラギナンテンの葉 Jan 23)


たしかに 

葉っぱは ヒイラギのように 角ばっていてとげとげしいですね  

葉は 奇数羽状複葉 で 互生 です

セイヨウヒイラギナンテン (3)  セイヨウヒイラギナンテン (6)  セイヨウヒイラギナンテン (9)
(西洋ヒイラギナンテン と 花穂 と 少し開いた小花 Jan 23)


ヒイラギナンテンの花には面白い性質があるそうです

 雄しべに触れると 雄しべが雌しべの方に動くんだって

昆虫が来たと思って 花粉を擦り付けようとするのかな・・・?




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人のくちびるのような形をした可愛い花                    -サンサシア-

リナリアの花の近くに よく似た花が群生していました

サンサシア (1)
(ピンク色やオレンジ色の花が元気に咲いています  Jan 12)


サンサシア  ゴマノハグサ科 ネメシア属

ネメシア 
の品種改良したもので ネメシアより花が大きいようです

春にたくさんの花を咲かせるのですが 

秋から冬にかけても このように花が咲きます

サンサシア (2)
(サンサシアの花 独特の形をしていますね  Jan 12)


よく観ると 花の形が 人のくちびるのようです

それも  いかりや長介さんの・・・

ネメシアもそうですが 上唇が4つに裂けているのが特徴です

下唇は1枚の花びらです


サンサシア (4)(実に面白い花の形ですね Jan 12)


サンサシアの葉は 少し厚みがあり へら形 あるいは 

細長い楕円形で 周りに粗いギザギザがあり 互生です

サンサシア (6)  サンサシア (5)
(サンサシアの花の立ち姿と葉っぱ  Jan 12)


花の色も ピンク色やオレンジ色の他にも

赤 黄 青 白 など多彩だそうですが

春には いろいろな色の花と再会したいものです


もちろん チェックポイントは 4つに裂けた花の上唇です!


花の首飾りにもなった 太陽の目といわれる花              -デージー(ひな菊)-

 花咲く娘たちは 花咲く野辺で

 ひな菊の花の首飾り 優しく編んでいた・・・


ザ・タイガースの「花の首飾り」の冒頭  懐かしいですね

デージー (4)
(うすピンク色をしたデージー  Jan 12)


デージー
  キク科 ヒナギク属

別名 ヒナギク(雛菊) の他にも 延命菊、長命菊

デージーには いろいろな形と色の花があり 

次の写真はみんなデージーなんです

 
デージー (7)  デージー (6)


デージー (2)  デージー (5)


花の名前で リビングストンデージー とか シャスターデージー

とか 〇〇デージーというものがありますが 

ひな菊のデージーとは違う仲間です(科や属が異なります)


デージー(daisy)は 英語のデイズアイ(day's eye/太陽の目)

から来た名前だそうで 花の顔は太陽のよう・・・


デージー (8)
(黄色い筒状花は太陽で ピンクの舌状花は太陽光ともいわれます)


デージーの花の色は多彩といいましたが 

どのデージーにも共通する点があります  分かりますか?


それは 花の真ん中の筒状花は どれもが黄色ということ です!


デージーの葉っぱは へら形で 根っこから生えてきます

デージーの葉 (1)  デージーの葉 (2)
(デージーの立ち姿 と デージーの葉  Jan 12)


デージーはキリスト教で 無垢や純潔の象徴の花といわれています

レオナルドダヴィンチ作の「受胎告知」の絵に描かれた天使の足下に

白いデージーが
咲いているのですよ!

この絵は イタリア フィレンツェのウフィツィ美術館にあり

デージーはイタリアの国花になっています


また デージーには たくさん花びらがついているので

よく 恋占い に使われたそうです・・・

あなたは 何の花で占いましたか?




ウサギの耳をした とっても可愛い花               -リナリア(ヒメキンギョソウ)-

キンギョソウ(金魚草)を 小さくしたような花が

元気に咲いていました

リナリア (5)
(白いリナリアの花  Jan 12)


リナリア  ゴマノハグサ科 ウンラン(海蘭)属

別名 ヒメキンギョソウ

和名 ムラサキウンラン(紫海蘭)

前に紹介した キンギョソウと同じゴマノハグサ科ですが

属が異なっているので 花の形や葉っぱも少し違っていますよ

リナリア (4)
(うす紫色のリナリア  Jan 12)


リナリアは 早春から初夏にかけてが 花の最盛期です

花の色も 白 紫 の他に 赤 ピンク 黄色 など多彩です

花の形をじっくり観察すると 面白いね

リナリア (1)
(リナリアの花  Jan 12)


花は上半分と下半分とは形が異なっています

上が ウサギの耳のように 長くて2つに分かれています

下は ベルを逆さまにしたような形ですね

リナリアのピンク色の花  リナリアの白い花
(リナリアの赤紫色の花 と 白色の花  Jan 12)


リナリア (2)   リナリアの葉
(リナリアの赤紫色の花 と リナリアの葉 Jan 12)


リナリアの葉は キンギョソウよりも 細かくて密についていて

幅の狭い披針形をして 互生します



荒野に似あうの? うす紅色の花                   -エリカ-

花の色が恋しくなっているこの時期に

きれいな うす紅色をした花を見つけました  何だろう?


エリカ(ホワイトデライト(1)
(ピンク色と白色が混じった 細長い花がたくさん Jan 20)


エリカ  ツツジ科 エリカ属 の樹木です

エリカ・・・ とっても魅力的な響きがしますね

英語では ヒース(Heath) と言われていて「荒野」を意味しますが

荒野に似あう花なのでしょうか・・・?


実はこの花 1か月前は まだ白い色をしていました

エリカ(ホワイトデライト(3)
(エリカ・ホワイトデライトの花  Dec 10)


この品種は エリカ・コロランス(ホワイトデライト) です

エリカ・コロランスの花は 最初は ほとんど真っ白ですが

だんだんと先端からピンク色になっていきます

花の形は 細長い釣鐘形ですね

エリカ(ホワイトデライト(2)(エリカ・ホワイトデライトの花 Dec 10)


昔 「エリカの花散るとき」という歌 があり その中で

「うす紅色のエリカの花は まだ見えぬ・・・」とありました


調べてみると エリカの花には ほんとに多くの品種があって

花の姿 色 形 開花時期など 実に多様なんですね

エリカ(ダーレンシス)
(エリカ・ダーリーエンス Dec 22)

エリカ・ダーレンシスの花
(エリカ・ダーリーエンスの花 Dec 22)


エリカ・ダーリーエンス は 米粒のような形の花が

たくさんつきます


エリカ(クリスマスパレード)
(エリカ・クリスマスパレード  Dec 10)


エリカ・クリスマスパレード の花は 長い筒状で

色は 最初から うす紅色 です


エリカの葉っぱは 共通して 針葉樹のようですね


風の友だちの花が 早くも1輪咲いているよ                -アネモネ-

寂しげな花壇に 赤い花が1輪 咲いていました

少しうつむき加減です  何の花だろう?

アネモネ(ウインドフラワー) (1)
(何もない冬の花壇に 赤い花がポツリとひとつ  Jan 20)


アネモネ  キンポウゲ科 イチリンソウ属

別名(英語名) ウインドフラワー

和名 ベニバナオキナグサ(紅花翁草) ボタンイチゲ(牡丹一華)
   
   ハナイチゲ(花一華)


アネモネ3 (2)
(生け花になった アネモネ  Jan 22)


クリスマスローズ の紹介ブログでもお話しましたが

キンポウゲ科の花は 花びらに見えるのは 萼(ガク) ですね

アネモネという名は ギリシア語の anemos(アネモス)からきていて

「風」を意味します


アネモネの花の特徴は 雄しべや柱頭が黒紫色 になるので

花が開いた方が アネモネらしいと思うんだけど

花が元気に開くのは これからかな

アネモネ3 (1)
(アネモネの花 真ん中に黒っぽい部分が見えます  Jan 22)


アネモネの花の色は 赤やピンクの他にも 青 紫 白 などが

あり 一重咲き 八重咲き 半八重咲き がありますよ


これから春にかけて いろいろなアネモネに出会うのが楽しみです!


アネモネの花  アネモネの葉 
 (アネモネの花と葉 Dec 10))


ちなみに アネモネの葉は 3出複葉で 小葉は羽状に裂けています





昔から日本人に親しまれ身近だった花といえば                  -ナノハナ(菜の花)-

春を告げる花に

こんなに早く 出会えるとは思っていませんでした

ナノハナ (5)
(黄色の総状花序をつけた花がいっぱい咲いていました Jan 12)


ナノハナ(菜の花)  アブラナ科 アブラナ属

別名 アブラナ(油菜) セイヨウアブラナ(西洋油菜) ナタネ(菜種)


ナノハナ (1)(菜の花の花姿 Jan 12)


ナノハナは 昔から 日本人の身近にありましたね

菜の花や 月は東に日は西に (与謝蕪村)

菜の花畑に 入り日うすれ・・・(おぼろ月夜 高野辰之作詞)

菜の花の沖 (司馬遼太郎)


ナノハナ(6)
(ナノハナの花 Jan 12)


ナノハナの花びらは4枚で 十字架の形をしています

これはアブラナ科の花の特徴のようです

アブラナ科の花といえば 以前ご紹介した

ストック スィートアリッサム ハボタン の他に

ダイコン ハクサイ ワサビ などがあります

ナノハナ (2)  ナノハナ (4)
(ナノハナの花の拡大と葉っぱ Jan 12)


ナノハナの種からとれる油が「菜種油」ですね

私の台所にもありますよ

江戸の昔は 精製していなかったので 

おもに灯火として使われていました

ナノハナ (3)(菜の花 Jan 12)

ところで

どうして「菜の花の沖」っていう題名がついたんだろう?

司馬遼太郎さんの好きな花が菜の花で

小説の主人公 高田屋嘉兵衛が北前船で 菜種油を採るために

菜の花栽培につかう肥料を北海道から仕入れていたから

ともいわれています

 

寒さも平気 鮮やかな黄色花の群生                 -ユリオプスデージー-

公園をあるいていると 鮮やかな黄色い花の集団が

目に飛び込んできました


ユリオプスデージー (2)
(黄色い花の集団が元気に咲いています  Jan 17)


ユリオプスデージー
  キク科 ユリオプス属 の樹木です

キク科に樹木があったなんて 知りませんでした・・・

ユリオプスデージー (1)
(ユリオプスデージーの群生  Jan 17)


結構 寒さに強く 11月から5月にかけて花は咲きます

「ユリオプス」はギリシア語で「大きな目をもつ」という意味

キク科の特徴「頭状花」ならでは ですね

ユリオプスデージー (4)
(ユリオプスデージーの花  Jan 17)

ユリオプスデージー (5)
(ユリオプスデージーの葉  Jan 17)


ユリオプスデージーの花や葉っぱの形は マーガレットに似ている

といわれますが どうでしょうか?

葉が羽状に深く切れ込んでいて細長いのは マーガレットに似ているね

ただ ユリオプスデージーの葉と茎には 柔らかい毛が生えていて

銀白色をしています

ユリオプスデージー (3)(ユリオプスデージー Jan 17)


寒い時期に 美しい黄色と緑色のコントラストが見れるのは

嬉しいね!


清楚で白い花はとっても丈夫で長持ち                    -クリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル)-

このヘレボルス・ニゲルは クリスマスの頃に開花するということで

イギリスでは クリスマスローズ と呼ばれ 

この名前が素敵なので 日本でも親しくそう呼ばれるようになりました

クリスマスローズ (6)
(冬の寒い時期に 白くて可愛い花をさかせてくれます Jan 12)

ヘレボルス・ニゲル または クリスマスローズ

キンポウゲ科 ヘレボルス属(またはクリスマスローズ属)

クリスマス時期に開花する 本来のクリスマスローズです


ヘレボルス属の花は多くの品種があるのですが

日本では 春に咲き 色も多様な(褐色を帯びた花など)

ヘレボルス・オリエンタリス(別名 レンテンローズ)

が主流で こちらも クリスマスローズと 通称されています

クリスマスローズ (4)
(クリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル)の花  Jan 12)


キンポウゲ科の花を覚えていますか?

シュウメイギク ですね  9月に紹介しました

他に アネモネ クレマチス トリカブト などもキンポウゲ科です

キンポウゲ科の特徴そのままに クリスマスローズの

5枚の花弁(のように見える部分)は 実は 萼(ガク)なんですね


だから 花期(観賞期間)が長くなるんですって

クリスマスローズ (2)
(ヘレボルス・ニゲルの花の色が少しピンク色に  Jan 12)


ヘレボルス・ニゲルの花は 時間が経つと少しピンクに色づくようです

クリスマスローズには 花弁やガクを包む 苞(ほう)はありません

クリスマスローズ (5)(ヘレボルス・ニゲルの咲き姿 Jan 12)


クリスマスローズの葉は 鳥足状複葉(とりあしじょうふくよう)で

周囲にギザギザがあるものが多いです


クリスマスローズは もともと薬草として栽培されていたもので

仲間のトリカブトほどではないですが 毒性があるので 注意してね!






寒空に暖かなレモンイエローの花 梅なの?                      -ソシンロウバイ(素心蝋梅)-

冬の庭園に 葉のない枯れ木のような木に 

半透明で ロウ細工のような質感がある花が咲いています

ソシンロウバイ (3)
(葉のない木にレモンイエロー色した小花が咲いています Jan 12)

ソシンロウバイ(素心蝋梅) ロウバイ科 ロウバイ属

大阪城公園の梅林の名物のひとつ 蝋梅(ロウバイ)の一種です

ソシンロウバイ (2)
(ソシンロウバイは葉が出る前に花が咲きます  Jan 12)


ロウバイ科?? バラ科ではなかったの?

前回のブログで 梅も桜もバラ科だって書いたばかりですが

蝋梅(ロウバイ)は梅(ウメ)の仲間ではなかった・・・

初耳です! とても 驚いています!

ソシンロウバイ (4)
(ソシンロウバイの花  Jan 12)


ロウバイと違って 花の中心部に紫褐色の斑がないので

「素心(ソシン)」と名づけられたそうです

花は半透明で ロウ細工のような質感があり

明るく暖かさを感じさせますね

香りもいいんですって!

ソシンロウバイ (1)(ロウバイの花 Jan 12)


中国に「雪中四花」とか「雪中四友」という言葉があり

寒い冬の雪の中でも 元気に花を咲かせる4つの花木をいいます

蝋梅(ロウバイ) 水仙(スイセン) 梅(ウメ) 椿(ツバキ)

で 良い画題 にもなるようです



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プロフィール

だいやん

Author:だいやん
道端や玄関先を彩る四季の花々
綺麗だなと思っても
名前が分からない・・・
一緒にひとつづつ名前を
調べていきませんか?

全て自分自身が出会って撮影した写真なのが自慢です。
ブログを始めて3年が経ちました。これからも応援よろしくお願いします。

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