ナデシコとセキチクの違いって何?

秋の名残りでしょうか・・・

秋の七草のひとつ ナデシコ(撫子)が まだ咲いていました

カワラナデシコ(河原撫子)? セキチク(石竹)?

ようし 調べてみよう!


セキチク (5) 
(カワラナデシコか セキチクか どちらでしょうか Nov 27)

皆さんはカワラナデシコセキチクかどちらと思われますか?


セキチク (2) (花姿 Nov 27)


10月下旬にみた下の花は「カワラナデシコ」です


カワラナデシコ (4) 
(カワラナデシコは花弁の先が深く裂けています Oct 25)

カワラナデシコ (1) (河原撫子の花姿 Oct 25)

カワラナデシコ(河原撫子)  ナデシコ科 ナデシコ属

別名 (ヤマトナデシコ)大和撫子  唐撫子と対比した名

単に ナデシコ(撫子)と呼ばれることも多いようです


薄い紅色や白色の花を咲かせ

花弁の先が 細かく深く裂けている のが特徴です

葉っぱは 線形または披針形で 対生ですが

茎の付け根にはたくさんの葉が茎を抱くようにつきます


カワラナデシコ (3)  カワラナデシコ (2)
(白色のカワラナデシコ June 20)

以下の写真の花は「セキチク」です

セキチク (1)   
(セキチクの花弁のギザギザの切れ込みは浅い目です May 22)

セキチク(石竹) ナデシコ科 ナデシコ属 

別名 カラナデシコ(唐撫子)
 中国(唐)から渡来したゆえの名

セキチクはカワラナデシコに比べて 花弁の切れ込みが浅く

色合いとして 紅色が濃い目で 背丈が相対的に低いようです


セキチク(8)  セキチク (7)   
(セキチクの花 May 17(左) & May 22(右))

セキチク (3)  セキチク (4)
(セキチクの花 と 花姿 Sep 1)

カワラナデシコとセキチクを合わせて ナデシコの学名の

ダイアンサス」という名前で総称しています

さて 冒頭の写真の花は どちらでしょうか?

セキチクと思われますが 

ダイアンサス といえば間違いはありませんね!




スポンサーサイト

臭いが強い白い花をつける樹木 魔除けなの?                    -ヒイラギ(柊)-

散歩をしていると けっこう強い香りが漂っていました

見ると家の庭木や空地に植えられた樹木に 

白い花がたくさんついていました


ヒイラギ(2)  
(葉の腋についた白い花が強いにおいを発散しています Nov 23)

ヒイラギ(柊) モクセイ科 モクセイ属


木へんに冬と書きます 冬を代表する樹木なんでしょうね

ヒイラギは魔除けに使われ かつては節分のときに 

ヒイラギの小枝を 鬼門や戸口に飾ったりしていました


特徴は 何といっても 葉っぱのトゲ(棘)

ヒイラギ (7) 
(ヒイラギの葉っぱ 尖がったところがトゲ Nov 23)

ヒイラギの葉っぱのトゲには 不思議な経年変化があります

若い木にあるトゲが 成長して樹高が高くなるごとに

丸く(全縁状)に変化していくんです

これは 植物の持つ自衛本能のようで

背の低いときは トゲで動物に食べられるのを防ぎ

背が高くなると その必要がなくなる・・・ からなんですって


ヒイラギ (5) 
(背の高い老木の葉っぱには ギザギザはありません Nov 23)

ヒイラギの木は雌雄異株です

雄花は2本の雄しべが長くて 葯(やく)が大きく目立っていますが

雌しべは目立ちません  花はたくさん集まります

雌花は花の数は少なく 雌しべが発達して突出するようです


ヒイラギ (8) 
(ヒイラギの雄花 長いのは雄しべ Nov 23)

ヒイラギ (1)     ヒイラギ (6)
(若い庭木のヒイラギ(左)と背の高い老木のヒイラギ(右) Nov 23)


円錐型の公園の木に白い角のような実がいっぱい            -コノデガシワ(千手)-

公園や庭によく見られる円錐型をした木ですが

白い角のような実がたくさんなっていたのが

11月になって 実が割れて 中から種が出てきました


コノデガシワ (3) 
(ヒノキに似た葉っぱに 白い尖った実がついてます Nov 20)

コノデガシワ (2)
(公園に円錐形をした樹木がよくみられます Sep 18)

コノデガシワ(児の手柏)  ヒノキ科 コノデガシワ属

通常のコノデガシワは10~15mにもなる高木ですが

これはコノデガシワの園芸品種で 
センジュ(千手) と呼ばれ

日本で見られるコノデガシワは ほとんどがセンジュです

手のひらを広げて上に挙げたような 葉っぱをつけた枝が 

たくさんあるので「センジュ(千手)」と呼ばれています


コノデガシワ (5) 
(センジュの球果(きゅうか)と呼ばれる実  Oct 23)

コノデガシワ(6)  
(球果が割れて 中から種が出てきました Nov 20)

花は3月~4月に咲き

雄花は黄褐色 雌花は白緑色 をしているそうです

花が咲くのが楽しみですね




星形の艶やかな葉が特徴のピンク色の5弁花                   -アイビーゼラニウム-

ピンク色のかわいい5弁花が玄関先に咲いていました

艶やかな葉っぱが 5枚に分かれて モミジ葉のようにも見えます


お尋ね花(センテッドゼラニウム) (3) 
(葉っぱが特徴的です 花はピンク色の5弁花です Nov 18)

アイビーゼラニウム  フウロソウ科 ベラルゴニウム属 

別名 ツタバゼラニウム(蔦葉ゼラニウム)


通常のゼラニウムが 花茎が上の方に伸びるのに対して

枝が横に伸びて下に垂れ下がる 半ツル性のゼラニウムの園芸種です


お尋ね花(センテッドゼラニウム) (1) 
葉っぱは きれいな点対称の形です Nov 18)

葉っぱがアイビー(ヘデラ)の形に似た星形をしていて

少し厚みがあって 光沢もあります


お尋ね花(センテッドゼラニウム) (5) 
(花は 散形花序で 4つほどの花がついています Nov 18)

お尋ね花(センテッドゼラニウム) (2) 
(アイビーゼラニウムの花の拡大写真 Nov 18)

お尋ね花(センテッドゼラニウム) (6)  
(アイビーゼラニウムの花姿 Nov 18)

この花の名前を教えてくださった

はちみつ色の陽だまりさん ありがとうございました

続きを読む

秋にも咲いたよスプーン形の花弁をもった白と紫色の花            -オステオスペルマム-

春に咲いていた花が 秋になってまた咲きました

でも春のようには たくさんの花がつきません・・・


オステオスペルマム (3) 
(舌状花がアイスクリームのスプーンのような形です Nov 17)

オステオスペルマム  キク科 オステオスペルマム属の多年草

別名 アフリカンデージー


1年草 2年草の ディモルフォセカ にとてもよく似ています


オステオスペルマム (1) 
(オステオスペルマムの花姿 Nov 17)

1年目より2年目になると 草丈が伸びます

開花期は4月~6月だけでなく 9月~11月の秋もあるのですね 

葉っぱは へら状(倒披針形)で 粗くギザギザがあります


オステオスペルマムには八重咲きもあります

オステオスペルマム(八重咲) (3) 
(八重咲き品種のオステオスペルマム Nov 17)

八重咲きのものを 

オステオスペルマム フラワーパワーダブルブロンズ


とか ダブルシルバー などと呼んでいます

オステオスペルマム(八重咲) (4) 
(オステオスペルマム フラワーダブルブロンズ Nov 17)

オステオスペルマム(八重咲) (1)  オステオスペルマム(八重咲) (2)
(頭状花が開いています Nov 17)

オステオスペルマムには 多くの品種があるので 花姿も多様です


クリスマスを飾る観葉植物の花は複雑             -ポインセチア-

この観葉植物の名前は知っていたけれど

花をじっくりと観察したことはありませんでした・・・


ポインセチア (6) 
(赤い葉っぱの中央に花があります Nov 22)

ポインセチア トウダイグサ科 トウダイグサ属(ユーフォルビア属)

和名 猩々木(ショウジョウボク)


今ではクリスマスの象徴のような観葉植物で 

赤色と緑色の葉の色のコントラストを味わいますね


中心に花をつけた赤い葉っぱは 苞葉(ほうよう)です

ポインセチア(2) 
(ポインセチアの花序 つぼみや開きかけの花があります  Nov 22)

花序には 先端が赤みがかった黄緑色の総苞(そうほう)があって

そこから 雄しべと雌しべが でてきます

この雄しべや雌しべは 独立した雄花と雌花なんですって

ひとつの雄花には ひとつの雄しべがあって

ひとつの雌花には 先が3つに分かれた柱頭(雌しべ)があります

ポインセチアの花序は 花弁を持たない花の集合体です


ポインセチア (1)
総苞から雌しべや雄しべが顔をだします 黄色の部分は蜜腺

黄色の蜜腺のなかには 虫を誘う蜜がたっぷり入っています

ポインセチア (4)  ポインセチア (3)
(蜜腺には蜜がたっぷり(左) 開いた総苞(右) Nov 07)

 

冬の花壇の主役 まるでキャベツ?                 -ハボタン(葉牡丹)-

冬の花壇の主役が 早くも玄関先に登場しました

まるでキャベツかサニーレタスのようですね


ハボタン (4) 
(まるで野菜のような花のような Nov 21)

ハボタン(葉牡丹) アブラナ科 アブラナ属

周辺の緑色と 中央の白や赤紫色の コントラストが見事です

ハボタン (1) 
(ハボタンの茎 Nov 21)

ハボタンはアブラナ科で 

春になると 茎が伸びて(とうが立って) 黄色い菜の花が咲きます


ハボタン (3)  ハボタン (2)
(紫色のハボタンと白色のハボタン Nov 21)


ブログを始めて いつの間にか半年が経ちました

春は 外に出るごとに 新たな花が 次から次に咲いていて

楽しみもいっぱいでしたが 名前を調べるのがたいへんでした


今 秋が深まり 冬が近づいてきて

道端の花も 地味になり 少なくなり 

早くも来春が待ち遠しくなってきた今日この頃です


おつきあい ほんとうに ありがたく 感謝いたします

これからも 気長に 気楽に お付き合いを おねがいします


続きを読む

かわいらしいペアのハートとユニークな花          -ハートカズラ-

吊り鉢仕立ての観葉植物のひとつです

よく観察してみると ユニークな形の花がついています


ハートカズラ (6) 
(赤紫色のツルにハート形の可愛い葉っぱがペアでついています)

ハートカズラ  ガガイモ科 セロペギア属

愛称 愛の鎖(ラブチェーン)


垂れ下がるツル(茎)には かわいいハート形をした

少し肉厚な葉っぱが ペアでついています

よく見ると ほんとにユニークな形の 

赤紫色をした花がついているのですね


ハートカズラ (4) 
(ハートカズラの花 面白い形だね Nov 18)

頭の方には たくさんヒゲが生えていますよ


ハートカズラ (1)  
(いちど5つに分かれた花が 先っぽでくっついています Nov 18)

ツル性の植物の茎は ときに木質化します

ハートカズラ (2) 
(木質化した茎には 葉も花もつきません Nov 18)

葉っぱの裏側は 表側と違って 少し赤紫色がかっています

ハートカズラ (7)   ハートカズラ(8)
(葉っぱの裏側と 吊り鉢仕立てのハートカズラ Nov 18)




大阪の秋の紅葉はここが一番ですね              -ユウバエモミジ(延命寺の夕照楓)-

ときどき散歩する古刹(こさつ)延命寺(えんめいじ)に

この地方ではとっても有名な「もみじの木」があります

今 樹齢1,000年ともいわれる古木が元気いっぱいに紅葉しています


モミジ(夕照楓) (3) 
(樹齢1,000年ともいわれている古木です Nov 17)

ユウバエモミジ(夕照楓) カエデ科 カエデ属

大阪府の天然記念物に指定されている古木です

大阪府の南 河内長野市にある 弘法大師が開いたといわれる

延命寺(えんめいじ)にあります

モミジ(夕照楓) (1) 
(夕照楓 全景 Nov 17)

延命寺は 普段は訪れる人は少ないのですが

11月の紅葉の季節になると 人々でにぎわいをみせています

モミジ(夕照楓) (4) (夕照楓の由来を記した高札 Nov 17)

モミジとカエデの違いをご存知ですか?

モミジより葉っぱが大きいものがカエデ(楓)・・・?

実は 学術的には全く区別はなくて どちらもカエデ科カエデ属

ただ 葉っぱの切れ込みが深いのが「モミジ」 浅いのが「カエデ」

と区別されることが多いそうです

モミジ(夕照楓) (5) モミジ(夕照楓) (2) 夕照楓(ゆうばえもみじ)の幹 
(夕照楓のフル写真 (左)全景(中)紅葉 (右)幹 Nov 17)

 折角の紅葉だったので 大きな写真を載せておきますね

ちなみに モミジといえば「イロハモミジ」が一番多いようです


目立たない雑草も よく見るとピンク色の花序があるね            -イヌタデ(犬蓼)-

空地のすみっこに もこもこしたピンク色の穂状花序をつけた

雑草が生えています でも あんまり目立たないね 
何だろう?

イヌタデ (4) 
(赤みがかった茎の先にピンク色の穂状花序がついています Nov 16)

イヌタデ(犬蓼) タデ科 イヌタデ属 

別名 アカマンマ (赤い小さな実を赤飯に見立てた)


普通に見られる雑草ですが 名前は知りませんでした・・・

イヌタデ(4) 
(イヌタデの穂状花序 茶色のものは果実でしょうか Nov 16)

花弁のように見えるのは萼(がく)で

ガクの中には 8本の雄しべと3本の雌しべ(花柱)があるのですが

どの花序のガクも 開いてませんでした・・・


イヌタデ (2) 
(1本の茎が分かれて それぞれの先に穂状花序をつける Nov 16)

同じタデ科の ミズヒキ(水引) や ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)

の花に似ているね


葉っぱは 広披針形で 互生します


さびしい晩秋を彩る白やピンクの花                     -サザンカ(山茶花)-

いよいよ冬の到来でしょうか?

めっきりと寒くなれば 道端や玄関先もうら寂しくなります

そんな中で 一際目を惹いて 貴重な花を咲かせいます

サザンカ (8) 
(家の生垣や庭木として美しい花を咲かせています Nov 13)

サザンカ(山茶花)
  ツバキ科 ツバキ属

サザンカ(山茶花)とツバキ(椿)は同じ科、属の花で

よく比較されますが その違いは何でしょう?


サザンカ (7)  
(八重咲きのサザンカ 雄しべが放射状に広がっている Nov 13)

山茶花と椿の一番大きな違いは

椿は花が根元から落ちますが 山茶花は花弁一枚ずつ落ちる


ということは有名な事実ですね


花が落ちる前の見分け方の一番は

雄しべが根元がつながっていて筒状になっているのが椿で

根元がつながっていなくて放射状に広がっているのが山茶花です

サザンカの葉 
(山茶花の葉 縁にギザギザがあります 互生です Nov 13)

もうひとつ 葉っぱが違いますよ

椿の葉っぱにはギザギザがなくて 山茶花にはギザギザがあります


サザンカ (6)  サザンカ (4)
(山茶花の白い花とピンクの花 Nov 13)

敏感な臭覚をお持ちなら 山茶花には芳香があり 椿にはない

ことも違いのひとつです

サザンカ (9) 
(山茶花の木 2m以上ありました  Nov 05)

山茶花と寒椿(カンツバキ)の違いはほとんどありません

敢えて言えば 1m~2mの高さの生垣があれば山茶花で

1mより小さい生垣なら寒椿 でしょうか



晩秋に天高くそびえ立つ大輪の花                      -コウテイダリア-

 1週間前に初めての花が開き 毎日毎日 その花の数が増えています

まさに天高くそびえ立つ姿は壮観です


コウテイダリア (6) 
(電線まで届くノッポの花 毎日 蕾(つぼみ)が開きます Nov 13)

コウテイダリア(皇帝ダリア) キク科 ダリア属

別名 コダチダリア(木立ダリア)


晩秋に 淡い紫色(ピンク色)をした大きな8弁花が咲きます

それからは毎日 蕾がひとつふたつと 花開きます

背が伸びる花の割には 茎は細くて竹のようにしなやかですが

風が強いときは 折れないように用心が必要ですね


コウテイダリア (4) 
(皇帝ダリアの花は8弁花 10cm位の大輪です Nov 13)

コウテイダリア (9) 
(皇帝ダリアの花の中央には 黄色の筒状花がたくさん Nov 13)

コウテイダリア (8) 
(少し側面から見れば 筒状花の様子がよくわかります Nov 13)

皇帝ダリアの葉っぱは 大きくて 2~3回の羽状複葉で 互生です

小葉は披針形をしていて 縁に粗いギザギザがあります

コウテイダリア (7) 
(これ全体が皇帝ダリアの葉っぱです Nov 13)

ススキと縄張り争いしている のっぽの秋の黄色花            -セイタカアワダチソウ(背高泡立草)-

秋になると 空き地や野原を黄色に染めて

少しきつめのにおいを放つ・・・

かつては「花粉症の元凶」と悪役のレッテルを貼られていました


セイタカアワダチソウ (3) 
(のっぽの黄色い花が群生しています  Nov 08)

セイタカアワダチソウ(背高泡立草) キク科

別名 セイタカアキノキリンソウ(背高秋の麒麟草)


この花は「虫媒花(ちゅうばいか)」で 「風媒花」ではないので

花粉の生成量や飛散量は少ないのです

「花粉症アレルギーの元凶」という風評被害を

この場で払拭(ふっしょく)してあげたいですね・・・


セイタカアワダチソウ(6)  セイタカアワダチソウの葉
(セイタカアワダチソウの傘形の花序 と 披針形の葉っぱ Nov 09)

この花をじっと観察して 面白い花の形を見つけました

黄色い花は 「頭花(とうか)」の集まりで 頭花は

細長い「筒状花」と周辺の「舌状花」から出来ているんですね


セイタカアワダチソウ(7)  
(セイタカアワダチソウの頭花の集まり Nov 09))

頭花を包んでいる黄緑色の部分が「総苞(そうほう)」です

セイタカアワダチソウ (4) 
(セイタカアワダチソウの筒状花から雌しべがでています)

 近年は ススキとの空き地の縄張り争いが 

たいへん厳しくなっていますね

ススキが押され気味という評判があるようですが・・・


セイタカアワダチソウ (1) 
(セイタカアワダチソウとススキが競って咲いています Nov 09))



待てど暮せど来ぬ人を♪ しとやかな黄色の4弁花             -マツヨイグサ(待宵草)-

朝 黄色い花が ポツリポツリと ひそやかに 咲いていました

でも2日目は色が変わって しぼんでしまう・・・


マツヨイグサ (5) 
(朝 黄色い花がポツリポツリと咲いていました Nov 08)

マツヨイグサ(待宵草) アカバナ科 マツヨイグサ属

前に紹介した ヒルザキツキミソウ(8/18)と同じ仲間です

マツヨイグサも夏の花なのですが・・・季節外れかな?


マツヨイグサ (3) 
(マツヨイグサの茎は直立し赤身を帯びています Nov 08)

マツヨイグサ (4) 
(マツヨイグサの花 Nov 08)

マツヨイグサの花は 8弁花のように見えますが 4弁花です

雌しべが十字の形に分かれています

マツヨイグサは 夕方から朝まで咲く 1日花なんです

花が萎むと 赤味を帯びたオレンジ色になります


マツヨイグサ (1) 
(2日目のマツヨイグサの花 Nov 08)

マツヨイグサ (2) (線状の根生葉はロゼット状 Nov 08)


時期遅れのヒガンバナ? でも葉っぱもあるよ              -ネリネ(ダイヤモンドリリー)-

ヒガンバナは きっかりお彼岸のときに咲きますね

でもこの花は葉っぱもあるし ヒガンバナではなさそう・・・

何だろう?

ネリネ (4) 
(ヒガンバナに似ているけれど 雄しべは長くない  Nov 08)

ネリネ ヒガンバナ科 ネリネ属

日光が当たると 花弁の表面がキラキラ輝く ということで

別名 ダイヤモンドリリー という名前もついています

ネリネ (3) 
(ネリネには花と同時に葉っぱが同時に出ています Nov 08)

ヒガンバナと決定的に違うのは

花と葉っぱが一緒に見ることができることです!


ネリネ (2) 
(朱色のネリネ Oct 25)

ネリネは1本の茎に 5~10輪くらいの花をつけます

花の色は多様で 白、ピンク、赤、朱色・・・

ヒガンバナほどには 雄しべは長くはないですね


ネリネ (5) (白色のネリネ Oct 25)

ネリネにはダイヤモンドリリーと呼ばれるものの他に

多くの品種があります


ネリネ(6)  
(ピンク色のネリネ 葉っぱは線状で少し長い Nov 08)

これは ネリネ・ウンデュラタ という品種だと思います

花弁が細くて波打っているのが特徴です

根っこから生える葉っぱは線形でダイヤモンドリリーよりも長いです


紅葉に映える清らかな釣鐘状の青紫色の花                    -りんどう(竜胆)-

山が紅葉する季節になると 

この花が群れになって元気に咲き始めます

リンドウ (2) 
(青紫色をした釣鐘状の花 湖東三山にて Nov 05)

リンドウ(竜胆) リンドウ科 リンドウ属

リンドウの花は晴れたときに開いて 

曇りや雨だとしぼんでしまうんです・・・


リンドウの雄しべと雌しべを観察したら

おもしろいことがわかりました!

リンドウ(7)  リンドウ (8)
(雌しべと雄しべが離れているのが 日が経つと くっつきます)

花が咲いた当初は 2つに柱頭が分かれた雌しべと離れて

雄しべが 釣鐘の壁に沿って 並んでいます(左側の写真)

緋が経つと 雄しべが雌しべにくっついて 花粉をつけます(右側)


自然のなせる業はすごいね!

リンドウの葉 
(リンドウの葉 Oct 25)

リンドウの葉っぱは披針形でギザギザはなくて 対生です

リンドウの名前を「竜胆」(りゅうのきも)と書きますね

根が生薬の「竜胆(りゅうたん)」の原料のひとつで

苦味健胃作用があり その苦味が半端ではなくって

「まるで竜の肝(りゅうのきも)のようだ」といわれたところから

きているそうです

リンドウ (6)   リンドウ (5)
(リンドウが元気いっぱいに咲いています Oct 25)

和菓子のようなピンク色の実が美味しそう                 -マユミ(真弓)-

湖東三山のとある蔵元の庭に ひときわ目を引く ピンク色の

和菓子のような実が成っていました

美味しそう! かわいいなぁ 何だろう?


マユミ(5) 
(ピンク色の花?それとも実?美味しそうです Nov 05)

マユミ(真弓 または 檀) ニシキギ科 ニシキギ属 の落葉樹

5~6月に淡緑色の小さな4弁化を咲かせ 

花の後にピンク色(または淡い紅色)の果実ができ

熟すると 果実が4つに裂けて 4つの赤い種子が顔を出します


美味しそうな和菓子に見えてしまいませんか?

マユミ (3) 
(マユミの木 湖東三山にて Nov 05)

昔はこの木を材料にして 弓を作っていたことから 

「真弓」という名前がついたと言われています

マユミは雌雄異株(しゆういしゅ)で 果実がなる木は雌株だけです

葉っぱは楕円形で 先が尖って 縁に細かいギザギザがあり 対生です

マユミ (1)   マユミ (4)  
(マユミの実 Nov 05)  (マユミの葉 Nov 05)

マユミの仲間に コマユミ(小真弓)という木があります

真っ赤に紅葉していて 見ごたえがありましたので 紹介しますね


コマユミ (1) コマユミ (2)
(コマユミの紅葉 Oct 25)




サクランボのように赤い実がぶら下がっているね                -マンリョウ(万両)-

お正月の縁起物といわれたセンリョウを紹介して2週間が経ち

ようやく 出会いました!

実の付き方も 葉っぱの形も 木の大きさも だいぶ違うよ


マンリョウ (3) 
(高さ1mにも満たない小さな木 湖東三山にて Nov 05)

マンリョウ(万両) ヤブコウジ(藪柑子)科 ヤブコウジ属

高さは「センリョウ(千両)」よりも少し低く 50~70cmくらい

赤い実のつきかたは センリョウは葉っぱの上に乗っていますが

マンリョウは葉っぱの下に垂れ下がっています

実の数が マンリョウが断然多いですね


マンリョウ (4) 
(マンリョウの実 Nov 05)

マンリョウの実はサクランボのように たくさんぶら下がって付きます

 マンリョウ(5) センリョウ Oct19
(マンリョウ Nov 04)           (センリョウ Oct 19)

マンリョウの木は 1本の幹というか枝というか が上へ伸びて

葉っぱの付け根から 小枝が出て そこに花が咲き 実をつけます

6~7月に 5弁の白い花を咲かせるそうです

葉っぱは長楕円形で 縁が波のようなギザギザがあるのが特徴です


マンリョウ (1) 
(マンリョウの葉 湖東三山にて Nov 05)

お正月の縁起物とされる植物は3つあり 昔からこう言われています

「千両、万両、有り通し(お金はたくさん一年中ありますよ)」

アリドオシ(蟻通)はアカネ科の植物で 別名「一両」といいます

他に マンリョウと同じヤブコウジ科に

百両(カラタチバナ) や 十両(ヤブコウジ)もあるんですって

赤い実の付き方は 万両から一両の順になっているようですが

いつ頃 出会えるのかな・・・




ロゼッタ状の美しい化石のような花 それとも葉?                -エケベリア-

鉱物なの? 植物なの?

花なの? 葉っぱなの?

見れば見るほど不思議な花・・・ 何という名前なんだろう?


エケベリア (2) 
(まさに手作りのアートですね Nov 03)

エケベリア  ベンケイソウ科 エケベリア属の多年草

ロゼット状の花のようなものは 多肉植物の葉っぱなんです

エケベリア属には100以上の品種があるそうで


この写真が何という名前のエケベリアかは

調べてみましたが 残念ながら分かりませんでした・・・

エケベリア (1) 
(こう見ればエケベリアは植物なんだなと分かります Sep 25)

エケベリアは花も咲かせるし 紅葉もするんですって


来年には花がみられるでしょうか?

エケベリア (3) 
(ロゼッタ状に広がった葉は 見事な花になりますね  Nov 03)

エケベリア これも見事な自然の造形美です


2枚の緑色の舌の下から伸びる花はとてもユニーク              -マユハケオモト(眉刷毛万年青)-

とってもユニークな花です

2枚の大きな葉っぱ 艶やかで肉厚の葉っぱの下から

長い花茎を出して 刷毛のような花がポツンと咲いています


マユハケオモト (4) 
(緑いろの艶やかな2枚の大きな葉っぱと刷毛のような花がユニーク)

マユハケオモト(眉刷毛万年青) ヒガンバナ科 マユハケオモト属

別名 ハエマンサス


大きな緑色をした 2枚の葉っぱと 眉刷毛との組み合わせが

シンプルだけど とてもユニークですね


眉刷毛は 白粉(おしろい)を塗った後に 眉毛(まゆげ)についた

白粉を払うための刷毛(はけ)です

楕円形の2枚1組の葉は 肉厚で 双葉のように開いています

葉っぱが ユリ科のオモト(万年青)に似ているといわれていますよ


マユハケオモト (3) 
(刷毛のような マユハケオモトの花 Nov 03)

長い花糸の中で 黄色の葯(やく)がついているのが雄しべで

何もついていなくて 先っぽが裂けているのが雌しべだそうです

マユハケオモト (1) 
(マユハケオモトのつぼみ Oct 17)

マユハケオモト (2) 
(マユハケオモトの花茎と花 刷毛に見えますね Nov 03)


秋空に映える紫色の穂状花                       -メキシカンブッシュセージ-

家の庭からニョッキリと顔を出したり

空地に勢いよく群生したりする 紫色した穂状花

何というはなだろう?


メキシカンブッシュセージ (5) 
(薄紫色と白色が混じって大きく広がっていて壮観です Oct 31)

メキシカンブッシュセージ  シソ科 サルビア属

別名 アメジストセージ (紫水晶の色に似ている)

別名 ベルベットセージ (ベルベットのような生地のガクをもつ)

別名 サルビア・レウカンサ 
(学名) と多くの呼び名があります

メキシカンブッシュセージの白い花 
(紫色の部分はビロード状でガク 白色の部分が花 Oct 31)

メキシカンブッシュセージ (6) (メキシカンブッシュセージの穂状花序)

花で目立っているのは 紫色をした萼(ガク)です

紫色といっても 濃い紫 薄い紫 紅色がかった紫などさまざま

花は 仲間のサルビアに似て ガクから花弁を出します

花の色は白、紫色、ピンク色です


メキシカンブッシュセージの紫色の花  
(メキシカンブッシュセージ 紫色の花 Nov 02)

 メキシカンブッシュセージ (7)   メキシカンブッシュセージ(紫色)
(紫色の花をもつメキシカンブッシュセージ Nov 02)

メキシカンブッシュセージ (4) 
(メキシカンブッシュセージの葉 Oct 31)

葉っぱは長披針形で 対生 です


まさに自然の造形美 おもしろいですね             -フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)-

2~3mの鬱蒼(うっそう)と葉の茂る木に ちらほらと

オレンジ色をした おもしろい形をした花がぶら下がっていました

風鈴のよう・・・ 何だろう?


フウリンブッソウゲ(3)  
(赤い花の真ん中から花芯が下がり雄しべと雌しべがつく Oct 25)

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)  アオイ科 フヨウ属

ブッソウゲ(仏桑華)といえば 同じアオイ科のハイビスカスのこと

まさに名前の通り 自然が造り出した「風鈴」のようです

フウリンブッソウゲ (2) 
(ハイビスカスと同じ5弁花ですが先端が複雑に切れ込んでいます)

フウリンブッソウゲ (1) 
(オレンジ色の雄しべと紅ピンク色の雌しべ Oct 25)

5弁花の真ん中から花芯が長く垂れ下がり

周りに付いた雄しべの様子が 風鈴の短冊のようです

雌しべは5つに裂けています

雄しべと雌しべの付き方が仲間のハイビスカスや芙蓉に似ていますね

でもハイビスカスや芙蓉は「1日花」ですが

フウリンブッソウゲの花はもっと長生きです

フウリンブッソウゲの葉    フウリンブッソウゲ (4)
(葉と風鈴仏桑華の木の全景 大阪花の文化園温室にて Oct 25)

葉っぱは卵形で浅いギザギザがあり 互生です

鮮やかな色彩の鳥が止まっているよ            -ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)-

温室に鮮やかな色彩の花を見つけました

これも自然のなせる業なんですね・・・

あなたには どんな鳥に見えますか?


ゴクラクチョウカ (1) 
(オレンジ色 青色 緑色 の配色が鮮やかです Oct 25)

ゴクラクチョウカ(極楽鳥花) 芭蕉(バショウ)科 ストレリチア属

別名 ストレリチア

尖ったくちばしと オレンジ色のトサカ(鶏冠)をもった 

ニワトリの頭にも見えますし

枝に止まっている オレンジ色の羽をもった青色の頭をした

小鳥にも見えますね


ゴクラクチョウカの構造
(ゴクラクチョウカの構造 大阪花の文化園温室にて Oct 25)

実は オレンジ色の部分は「萼(ガク)」で

花は青色で囲った部分なんです 3つの花冠が見えます

緑色の先が鋭く尖った部分は

「仏炎苞(ふつほうえん)」と呼ぶ「総苞(そうほう)」なんですよ


ゴクラクチョウカ (2) 
(ゴクラクチョウカはこのように咲いています Oct 25)

ゴクラクチョウカの葉っぱは 大きな長楕円形です

この花には茎はなく 茎に見えるのは 長い葉の柄です




カテゴリ
カレンダー
10 | 2014/11 | 12
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
プロフィール

だいやん

Author:だいやん
道端や玄関先を彩る四季の花々
綺麗だなと思っても
名前が分からない・・・
一緒にひとつづつ名前を
調べていきませんか?

全て自分自身が出会って撮影した写真なのが自慢です。
ブログを始めて2年8カ月が経ちました。これからも応援よろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
FCカウンター (2015.02.25より)
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR